第4回オープンキャンパス  ― 野菜の色素を分析しよう ―
駒沢女子大学の第4回オープンキャンパスが、7月10日(土)予定されています。
この日は私が体験授業を担当する日です。タイトルは「野菜の色素を分析しよう(生化学実験)」です。

そろそろ準備を始めなければいけませんので、「ほうれんそう」と「パセリ」の凍結乾燥(フリーズドライ)を始めました。写真はその様子です。

写真ではわかりにくいのですが、ほうれんそう(左)もパセリ(右)も凍っています。これを真空中、常温に置くことにより、凍ったまま乾燥させているところです。やや難しく説明すると、固体の水を直接水蒸気にして飛ばしている(昇華させている)ということになります。

化学で「水の状態図」というものを学んだ人もいると思います。その図を思い浮かべると分かりやすいのですが、通常の条件では水は、固体→液体→気体と変化しますが、低圧下においてはドライアイスのように、固体から直接気体に昇華します。凍結乾燥法は、この現象を利用した優れた乾燥法です。

オープンキャンパス当日は、この乾燥野菜の色素を薄層クロマトグラフィーによって、カロテンやクロロフィル、ルテインなどに分けてみたいと思います。緑黄色野菜の意味が実感でき、またカロテンとビタミンAとの関係も理解できるよう解説をいたしますので、生化学、食品学、栄養学に役立つ知識をお持ち帰りください。

フリーズドライ