2012年02月28日 (火)
問題19 酵素についての記述である。誤りはどれか。
(1)酵素は、化学反応を促進するがそれ自身は変化しない。
(2)酵素は、反応の活性化エネルギーを下げる。
(3)酵素の中で、基質と結合する部位を活性部位という。
(4)補酵素は、たんぱく質からなる。
(5)最適pHは、酵素反応が最も速く進むpHである。
正文を選ぶ問題が多い中で、誤文を選択する問題ですので、間違えないように落ち着いて答えましょう。
(1) 正文です。酵素は触媒ですので、反応の前後で変化しません。
(2) 正文です。これは絶対に覚えておきましょう。管理栄養士国家試験でも、2~3年に1回程度出題されているように思います。
(3) 正文です。これはそのまま覚えましょう。教科書の図などを見ておくと、印象に残ると思います。
(4) 誤文です。代表的な補酵素として、ピリドキシンやナイアシンなどのビタミンB群を思い出すことができれば、たんぱく質ではないことが容易にわかると思います。補酵素は、たんぱく質のような高分子化合物ではなく、低分子有機物質です。
(5) 正文です。解説の必要はないと思います。たとえば胃の中で働くペプシンの最適pHは1~2、小腸の中で作用するトリプシンの最適pHは8前後です。
答え (4)
(1)酵素は、化学反応を促進するがそれ自身は変化しない。
(2)酵素は、反応の活性化エネルギーを下げる。
(3)酵素の中で、基質と結合する部位を活性部位という。
(4)補酵素は、たんぱく質からなる。
(5)最適pHは、酵素反応が最も速く進むpHである。
正文を選ぶ問題が多い中で、誤文を選択する問題ですので、間違えないように落ち着いて答えましょう。
(1) 正文です。酵素は触媒ですので、反応の前後で変化しません。
(2) 正文です。これは絶対に覚えておきましょう。管理栄養士国家試験でも、2~3年に1回程度出題されているように思います。
(3) 正文です。これはそのまま覚えましょう。教科書の図などを見ておくと、印象に残ると思います。
(4) 誤文です。代表的な補酵素として、ピリドキシンやナイアシンなどのビタミンB群を思い出すことができれば、たんぱく質ではないことが容易にわかると思います。補酵素は、たんぱく質のような高分子化合物ではなく、低分子有機物質です。
(5) 正文です。解説の必要はないと思います。たとえば胃の中で働くペプシンの最適pHは1~2、小腸の中で作用するトリプシンの最適pHは8前後です。
答え (4)