2013年02月23日 (土)
第26回管理栄養士国家試験 平成24年3月18日(日)
基礎栄養学
86 脂溶性ビタミンの代謝と栄養学的機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 活性型ビタミンDの生成は、副甲状腺ホルモン(PTH)により抑制される。
(2) 活性型ビタミンDは、核内受容体に結合して作用する。
(3) ビタミンAの欠乏では、溶血性貧血が起こる。
(4) ビタミンEの過剰では、頭蓋内圧が亢進する。
(5) ビタミンKの欠乏では、血液が凝固しやすくなる。
(1) × 活性型ビタミンDの生成は、副甲状腺ホルモンにより促進されます。
(2) ○ 活性型ビタミンDやビタミンAは、核内受容体に結合して作用します。活性型ビタミンDは、核内受容体に作用して、カルビンディンなどの遺伝子発現を促進し、小腸におけるカルシウム吸収を高めます。
(3) × ビタミンAではなく、ビタミンEの欠乏で溶血性貧血を来たします。
(4) × ビタミンEではなく、ビタミンAの過剰で頭蓋内圧の亢進を来たします。
(5) × ビタミンKが欠乏すると、血液が凝固しにくくなります。
答えは(2)です。
基礎栄養学
86 脂溶性ビタミンの代謝と栄養学的機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 活性型ビタミンDの生成は、副甲状腺ホルモン(PTH)により抑制される。
(2) 活性型ビタミンDは、核内受容体に結合して作用する。
(3) ビタミンAの欠乏では、溶血性貧血が起こる。
(4) ビタミンEの過剰では、頭蓋内圧が亢進する。
(5) ビタミンKの欠乏では、血液が凝固しやすくなる。
(1) × 活性型ビタミンDの生成は、副甲状腺ホルモンにより促進されます。
(2) ○ 活性型ビタミンDやビタミンAは、核内受容体に結合して作用します。活性型ビタミンDは、核内受容体に作用して、カルビンディンなどの遺伝子発現を促進し、小腸におけるカルシウム吸収を高めます。
(3) × ビタミンAではなく、ビタミンEの欠乏で溶血性貧血を来たします。
(4) × ビタミンEではなく、ビタミンAの過剰で頭蓋内圧の亢進を来たします。
(5) × ビタミンKが欠乏すると、血液が凝固しにくくなります。
答えは(2)です。