第24回 管理栄養士国家試験問題 問題39
第24回 管理栄養士国家試験問題(平成22年3月21日)

39 膵臓の外分泌腺から分泌されるポリペプチドである。正しいのはどれか。
 (1) ガストリン
 (2) キモトリプシノーゲン
 (3) グルカゴン
 (4) セクレチン
 (5) ペプシノーゲン



答えは(2)です。

(1) ガストリンは、胃粘膜の胃腺を構成するG細胞から分泌されるホルモンです。胃の壁細胞に作用して、胃酸の分泌を促進します。

(2) これが正答です。膵臓の外分泌腺である腺房では、キモトリプシノーゲンやトリプシノーゲンが合成・分泌されます。これらは膵液成分として膵管を通じて十二指腸に分泌され、小腸内で活性をもったキモトリプシンやトリプシンとなり、消化酵素として作用を示します。消化管の中は解剖学的には体の外部ですので、「外への分泌」で「外分泌」と呼ばれます。細胞間隙を通じて血液中に分泌される「内分泌」と、しっかりと区別しておきましょう。

(3) 確かに膵臓から分泌されるポリペプチドですので、うっかり選択しそうになるかもしれません。しかし、グルカゴンは膵臓の「外分泌腺」ではなくランゲルハンス島という内分泌部から分泌されるホルモンです。

(4) セクレチンは、十二指腸粘膜のS細胞から分泌され、膵液の分泌を促進するホルモンです。

(5) ペプシノーゲンは、胃粘膜の胃腺を構成する主細胞から分泌されます。胃内で消化酵素のペプシンに変換され、たんぱく質を分解します。
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