第23回 管理栄養士国家試験問題 問題22
第23回 管理栄養士国家試験問題(平成21年3月22日)

問題22 たんぱく質とその機能に基づく分類に関する組合せである。正しいのはどれか。
 (1)補 体-----------------構造たんぱく質
 (2)血清アルブミン----------酵素たんぱく質
 (3)アクチン----------------輸送たんぱく質
 (4)へキソキナーゼ---------収縮たんぱく質
 (5)カルモジュリン-----------調節たんぱく質



答えは(5)です。

(1) 補体は血清中に存在し、免疫反応を補う働きを果たします。したがって、構造たんぱく質ではなく、生体防御に与る防御たんぱく質です。

(2) 血清アルブミンは、血清中に存在する主要なたんぱく質です。血液の浸透圧維持や物質の運搬などに関わります。酵素活性はありません。したがって、酵素たんぱく質ではなく輸送たんぱく質に分類されます。

(3) アクチンは、主として筋肉組織中に存在します。アクチンフィラメントとして筋組織の構造を保つとともに、筋収縮に直接的な役割を果たします。したがって、輸送たんぱく質ではなく、収縮たんぱく質です。構造たんぱく質に分類される場合もあります。

(4) ヘキソキナーゼは、解糖系で働く酵素です。すなわち、収縮たんぱく質ではなく酵素たんぱく質です。○○ナーゼ、○○アーゼとくれば、酵素の名前であることが多いですね。

(5) 正文です。カルモジュリンはカルシウムイオンと結合して、多種多様なたんぱく質の機能を調節します。(5)は5つの選択肢の中で、正誤の判定が一番難しいかもしれませんが、他の4肢がわかりやすい誤りですので、削除法でも正解にたどりつけると思います。
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