第25回 管理栄養士国家試験問題 問題23
第25回管理栄養士国家試験  平成23年3月20日(日)

23 糖質に関する記述である。正しいのはどれか。

 (1)ガラクトースは、六炭糖のアルドースである。
 (2)グルクロン酸は、グルコースの還元によって生じる。
 (3)マルトースは、α-1,6-グリコシド結合をもつ。
 (4)でんぷんは、β-1,4-グリコシド結合をもつ。
 (5)ラクトースは、α-1,4-グリコシド結合をもつ。



この問題では(1)がわかりやすい正文ですので、これを見抜いた後に、念のため他の選択肢が誤りであることを確認する手順がいいと思います。

(1) 正文です。ガラクトースは、グルコースやフルクトースと同様、炭素原子を6個含む六炭糖です。また、アルデヒドを含むアルドースです。ちなみに、よく聞く単糖の中で、ケトースはフルクトースだけです。フルクトース以外は、すべてアルドースと思ってまず間違いありません。

(2) グルクロン酸は、グルコースが還元ではなく酸化されて生じます。よって誤文です。

(3) マルトースは、2分子のグルコースがα-1,4グリコシド結合によって結びついています。よって誤文です。

(4) でんぷんはグルコースの重合体ですが、その結合はα-1,4グリコシド結合とα-1,6グリコシド結合です。基本的にはα-1,4結合で鎖が伸び、α-1,6結合で分岐する構造です。β-○○グリコシド結合はありませんので、誤文です。

(5) ラクトース(乳糖)は、D-ガラクトースとD-グルコースとが、β-1,4グリコシド結合により連結しています。よって誤文です。

答えは(1)です。
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