栄養士実力認定試験 平成23年度 問題17
栄養士実力認定試験 平成23年度 (平成23年12月11日)

問題17 生体エネルギーについての記述である。正しいものの組み合わせはどれか。

  a. グルコースの嫌気的代謝で、36ないし38分子のATPが合成される。
  b. ATPの生産は、酸化的リン酸化と基質レベルのリン酸化がある。
  c. 電子伝達系は、ゴルジ体の膜構造に存在する。
  d. 生命活動に利用されるエネルギーは、ATPである。

   (l)aとb  (2) aとc  (3) aとd  (4) bとc  (5) bとd


(a) 一応、誤文です。嫌気的ではなく好気的代謝の場合は、グルコース1分子の完全酸化によって36ないし38分子のATPが合成されます。ちなみに酸素を使わない解糖系では、2分子のATPしか合成されません。(ただし、本来ならば「グルコース1分子の嫌気的代謝で、・・・」でないと問題が成立しませんので、ほとんど出題ミスに近い不適切な問題です。)

(b) 正文です。TCAサイクル等で産生されたNADHやFADH2は、電子伝達系における酸化的リン酸化によるATP合成に使われます。また、解糖系やTCAサイクルでは、基質レベルのリン酸化によって、ATPが合成されます。

(c) 電子伝達系はゴルジ体ではなく、ミトコンドリアの内膜で進行します。

(d) 正文です。解説は不要ですね。


答え (5)
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