栄養士実力認定試験 平成23年度 問題21
問題21 糖質の代謝についての記述である。正しいのはどれか。

 (1)乳酸は、好気的条件下でピルビン酸から生成される。
 (2)解糖系の酵素は、ミトコンドリアに存在する。
 (3)ペントースリン酸回路の酵素は、ミトコンドリアに存在する。
 (4)アセチルCoAは、リンゴ酸と反応してクエン酸回路に入る。
  (5) アラニンは、糖新生に利用される。


(1) 「好気的」ではなく「嫌気的」です。筋細胞内で生じた乳酸は、筋疲労の原因物質であることや、これが血流によって肝臓に運ばれ、グルコースに変換されて再び筋組織に供給されるコリ回路などは、しっかりと思い出しておきましょう。

(2) 解糖系は細胞質ゾルで進行します。したがって関連する酵素は、細胞質ゾルに存在します。

(3) ペントースリン酸回路は細胞質ゾルで進行します。したがって関連する酵素は、細胞質ゾルに存在します。

(4) クエン酸回路(TCAサイクル)は、完全に覚えておく必要はないと思いますが、入口あたりはしっかりと覚えておきましょう。アセチルCoAはオキサロ酢酸と反応してクエン酸を生じます。

(5) 正文です。考え方としては、「アラニンは糖原性アミノ酸だから」でもいいですし、「筋組織から放出されるアラニンが、グルコース・アラニンサイクルでグルコースに変換されるから」でも構いません。


答え (5)
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