第27回 管理栄養士国家試験問題 問題22
第27回管理栄養士国家試験  平成25年3月17日(日)


問題22 核酸および遺伝子に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
 (1) ポリヌクレオチドは、糖とリン酸分子が交互に結合した構造をもつ。
 (2) 転写は、DNAポリメラーゼによって触媒される。
 (3) 分枝アミノ酸は、それぞれ1つのコドンによって指定される。
 (4) 翻訳は、DNAを鋳型とするtRNA合成の過程である。
 (5) mRNAは、アンチコドンをもつ。




(1) 正文です。糖(リボースあるいはデオキシリボース)とリン酸とが交互にホスホジエステル結合で連結しています。

(2) 転写ではDNAの塩基配列をもとにRNAが合成されますので、RNAポリメラーゼが働きます。

(3) バリン、ロイシン、イソロイシンとも、複数のコドンによって指定されます。1つのコドンによって指定されているアミノ酸は、メチオニンとトリプトファンだけですが、そこまで覚えておかなくても、「多くのアミノ酸は複数のコドンにより指定されている」と覚えておけば十分だと思います。

(4) 翻訳は、mRNAの塩基配列に基づいてたんぱく質を合成する過程です。

(5) アンチコドンをもつのはmRNA(メッセンジャーRNA、伝令RNA)ではなくtRNA(トランスファーRNA、転移RNA)です。アンチコドンは国試頻出項目ですので、しっかりと覚えておきましょう。


答えは(1)です。

学習のポイント:DNAやRNAの基本構造と、遺伝子発現の過程を復習しましょう。
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