第27回 管理栄養士国家試験問題 問題26
第27回管理栄養士国家試験  平成25年3月17日(日)


問題26 脂質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
 (1) コレステロールは、身体活動のエネルギー源となる。
 (2) 脂肪酸のβ酸化は、脂肪酸を水と二酸化炭素に分解する過程である。
 (3) 肝細胞内で生成したクエン酸は、脂肪酸の合成材料となる。
 (4) アラキドン酸は、オレイン酸から産生される。
 (5) 骨格筋細胞は、脂肪酸をグルコースに変換する作用をもつ。




この問題は、削除法で解いた方がいいかもしれません。

(1) コレステロールは胆汁酸やステロイドホルモンなどの合成材料となりますが、エネルギー源にはなりません。

(2) 脂肪酸はβ酸化によって、アセチルCoAに分解されます。

(3) クエン酸はアセチルCoAに変換され、脂肪酸合成の材料となりえます。正文ですが、難しいかもしれません。

(4) アラキドン酸はn-6系列の脂肪酸ですので、リノール酸から生合成されます。

(5) 骨格筋細胞でも他の細胞でも、脂肪酸は糖新生の材料になりません。もちろん脂肪酸から生じるアセチルCoAも糖新生の基質になりません。


正解は(3)です。

学習のポイント:n-3およびn-6系列の脂肪酸の生合成やβ酸化による脂肪酸の分解などの確認をしておきましょう。
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