平成25年度栄養士実力認定試験  問題22 平成25年12月8日(日)
平成25年度栄養士実力認定試験  平成25年12月8日(日)

問題22 脂質の代謝についての記述である。正しいのはどれか。

 (1) 脂肪酸生合成酵素の補助因子として、NADHが必要である。
 (2) 脂肪酸生合成では、アセチルCoAからマロニルCoAが作られる。
 (3) 脂肪酸合成酵素であるアセチルCoAカルボキシラーゼは、ビタミンAを補酵素とする。
 (4) 脂肪酸酸化でミトコンドリア膜通過には、メラトニンが必要である。
 (5) 1回の脂肪酸酸化では、炭素数が1個減ったアシルCoAができる。




(1) 脂肪酸の生合成にはNADHではなく、NADPHが必要とされます。

(2) 正文です。アセチルCoAにアセチルCoAカルボキシラーゼが作用することにより、マロニルCoAができます。

(3) アセチルCoAカルボキシラーゼはビタミンAではなくビオチンを補酵素とします。ここまで覚えておく必要もない気がしますが、少なくとも「ビタミンAが補酵素」という時点でおかしいと気づきたいところです。

(4) この文章だと、何がミトコンドリアの膜を通過するのかよくわかりませんが、おそらく「脂肪酸が」なのだと思います。そうだとすると、メラトニンではなくカルニチンです。

(5) β酸化によって脂肪酸の炭素数は2個減少します。アセチルCoAが生じますので、2個ですね。(もしもこの解説の意味がわからない場合は、生化学の教科書のβ酸化の項目を復習しましょう。)


答えは(2)です。
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