第28回管理栄養士国家試験 問題27 平成26年3月23日(日)
27 糖質・脂質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
 (1) 解糖系は、ミトコンドリアに存在する。
 (2) ペントースリン酸回路は、ゴルジ体に存在する。
 (3) 肝臓では、グルコース6-リン酸からグルコースが生成される。
 (4) 脂肪酸合成は、核で行われる。
 (5) β酸化は、リソソームで行われる。



(1) 解糖系はミトコンドリアではなく、細胞質ゾルで進行する代謝系です。必ず覚えておきましょう。

(2) ペントースリン酸回路はゴルジ体ではなく、細胞質ゾルで進行する代謝系です。これも必ず覚えておきましょう。

(3) 正文です。肝臓にはグルコース 6-ホスファターゼが存在しますので、グルコース 6-リン酸の6位のリン酸基をはずしてグルコースを産生することが可能です。そのため、貯蔵してあるグリコーゲンを分解して、血中にグルコースを供給することができます。これに対して他の組織(たとえば筋肉など)では、グルコース 6-ホスファターゼがありませんので、グリコーゲンを分解してグルコース 6-リン酸を解糖系に供給することはできますが、血液中にグルコースを供給することはできません。

(4) 脂肪酸合成は核ではなく、細胞質ゾルで行われます。一方、脂肪酸の分解は以下の(5)に記すとおり、ミトコンドリア内で行われます。

(5) β酸化はリソソームではなく、ミトコンドリア内で行われます。これも必ず覚えておきましょう。


答えは(3)です。
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック