2015年03月13日 (金)
平成26年度 栄養士実力認定試験 問題18 平成26年12月7日(日)
問題18 糖質の構造についての記述である。正しいのはどれか。
(1) グリコーゲンの構成単糖は、ガラクトースである。
(2) リボースは、DNAの構成糖である。
(3) ラクトースの構成単糖は、ガラクトースとグルコースである。
(4) マルトースの構成単糖は、グルコースとフルクトースである。
(5) 果糖同士の結合を、ペプチド結合という。
(1) グリコーゲンの構成単糖は、ガラクトースではなくグルコースです。基本です。グルコースがα-1,4およびα-1,6 グリコシド結合によって連結しています。
(2) DNAの構成糖は、リボースではなくデオキシリボースです。DNAの「D」はデオキシリボの「D」です。
(3) 正文です。ラクトース(乳糖)は、ガラクトースとグルコースがβ-1,4グリコシド結合によって結びついています。
(4) マルトースは2つのグルコースがα-1,4 グリコシド結合によって結びついています。したがって、構成単糖はグルコースのみです。
(5) ペプチド結合は、たんぱく質やペプチドに見られるアミノ酸同士の結合です。全くの誤文です。ついでに、一方のアミノ酸のアミノ基ともう一方のアミノ酸のカルボキシ基から水分子が取れてペプチド結合(-CO-NH-)ができることを思い出しておきましょう。
答えは(3)です。
問題18 糖質の構造についての記述である。正しいのはどれか。
(1) グリコーゲンの構成単糖は、ガラクトースである。
(2) リボースは、DNAの構成糖である。
(3) ラクトースの構成単糖は、ガラクトースとグルコースである。
(4) マルトースの構成単糖は、グルコースとフルクトースである。
(5) 果糖同士の結合を、ペプチド結合という。
(1) グリコーゲンの構成単糖は、ガラクトースではなくグルコースです。基本です。グルコースがα-1,4およびα-1,6 グリコシド結合によって連結しています。
(2) DNAの構成糖は、リボースではなくデオキシリボースです。DNAの「D」はデオキシリボの「D」です。
(3) 正文です。ラクトース(乳糖)は、ガラクトースとグルコースがβ-1,4グリコシド結合によって結びついています。
(4) マルトースは2つのグルコースがα-1,4 グリコシド結合によって結びついています。したがって、構成単糖はグルコースのみです。
(5) ペプチド結合は、たんぱく質やペプチドに見られるアミノ酸同士の結合です。全くの誤文です。ついでに、一方のアミノ酸のアミノ基ともう一方のアミノ酸のカルボキシ基から水分子が取れてペプチド結合(-CO-NH-)ができることを思い出しておきましょう。
答えは(3)です。
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