第30回管理栄養士国家試験 問題18 平成28年3月20日(日)
18 ヒトの細胞と組織に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
 (1) 心筋は、平滑筋である。
 (2) 食道は、重層扁平上皮に覆われている。
 (3) ミトコンドリアでは、解糖が行われる。
 (4) 核小体では、tRNA(転移RNA)が合成される。
 (5) 脂肪細胞は、ヒスタミンを放出する。




(1) 筋組織は骨格筋、平滑筋、心筋に分類されます。そのため、「心筋は平滑筋」というのはおかしな表現です。なお、横紋筋と平滑筋に分類する場合は、骨格筋と心筋が横紋筋です。また、随意筋と不随意筋に分類する場合は、骨格筋が随意筋で、心筋と平滑筋が不随意筋です。

(2) 正文です。これがきちんと選べるようにしておきましょう。食道は、普段はつぶれていますが、物を飲み込むときだけ食塊に押されて拡張します。そのため、嚥下時には食道粘膜表面が食塊によって強くこすられます。この機械的刺激に耐えられるよう、厚い重層扁平上皮に覆われています。

(3) 解糖系はミトコンドリアではなく、細胞質ゾルで進行する反応系です。

(4) tRNA(転移RNA)は、その遺伝子の情報をもとに核内で合成されます。

(5) ヒスタミンは、肥満細胞などから分泌されます。脂肪細胞ではありません。




答えは(2)です。
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