平成27年度 栄養士実力認定試験 問題19  平成27年12月13日(日)
平成27年度 栄養士実力認定試験 問題19  平成27年12月13日(日)

問題19 核酸についての記述である。正しいのはどれか。
 (1) 塩基と糖とリン酸が結合したものを、ヌクレオシドという。
 (2) DNAにはなくRNAに存在する塩基は、ウラシルである。
 (3) プリン塩基の一つに、アラニンがある。
 (4) ピリミジン塩基の一つに、グリシンがある。
 (5) ヒトの染色体には、DNAよりRNAが多く存在する。


(1) ヌクレオシドは、塩基と糖から構成されます。これにリン酸が結合すると、ヌクレオチドという名前に変わります。「シ」と「チ」の1文字違いで似ていますが、しっかりと区別して覚えましょう。

(2) 正文です。DNAを構成する塩基は、アデニン(A)、チミン(T)、シトシン(C)およびグアニン(G)の4種ですが、RNAでは、チミンにかわってウラシル(U)が使われています。高等学校の生物基礎のレベルですが、うっかり忘れたりしないよう注意しましょう。

(3) DNAやRNAなどの核酸を構成するプリン塩基は、アデニンとグアニンです。一方、ピリミジン塩基は、シトシン、チミンおよびウラシルです。プリン塩基とピリミジン塩基は、しっかりと区別して覚えておきましょう。ただし、この誤文に出てくるアラニンは、塩基ではなくアミノ酸ですので、それ以前の問題ですね。絶対に引っかかってはいけない誤文です。

(4) 上記(3)の解説で十分かと思います。このグリシンもアミノ酸ですので、全くの誤文です。なお、プリン塩基とピリミジン塩基を区別して覚える方法ですが、語尾が「ニン」で終わるのがプリンと覚えてもいいですし、「CUTはミジン切り」と覚えてもいいと思います。ただし前者では「アラニン」などのアミノ酸にだまされないことが必要ですし、後者では1文字の略号を塩基名に変換できることが条件です。

(5) 染色体(分裂期以外では染色質)の主な構成成分は、核たんぱく質とDNAです。当然DNAがRNAよりも多く含まれています。




答えは(2)です。

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