健康栄養学科の実験用機器類の紹介(8)
今日紹介するのは、顕微鏡です。

管理栄養士になるのになぜ顕微鏡? と思われるかもしれませんが、管理栄養士はただ栄養の知識があればいいわけではありません。人体の構造や機能をしっかりと理解した上で、栄養成分が体のどこにどのように影響を及ぼすかを知る必要があります。また、病態を考える場合にも、人体の構造と機能は必須の知識です。

実際には「解剖生理学実験」の授業で、組織像の観察をしてもらう予定です。写真(上)は、学生実習用の顕微鏡です。このタイプの顕微鏡は30台ありますが、実習用としてはかなり高いスペックを持っていますので、組織をクリアに観察することが可能です。

真中の写真は、膵臓の組織を顕微鏡観察したときの例です。インスリンなどが分泌されるランゲルハンス島や、膵液を合成する腺房、膵液を運ぶ導管である膵管などがはっきりと観察できます。この平面的な像から立体的な臓器を想像し、そこにさらにホルモンや膵液などの動きを重ねていくことで、人体の構造と機能についての理解が深まるはずです。

下の写真は、デジタルカメラが接続されたタイプです。簡単な画像解析などもできますので、希望者がいれば卒業研究などで使ってもらう予定です。

顕微鏡完成
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック